海外旅行でのレンタカー利用
レンタカーを使えば、鉄道やバスなどの公共交通が整っていないところへも訪れることができ、行動範囲がさらに広がり、旅をさらに楽しむことができます。海外でレンタカーを借りる際の基礎知識を学びましょう。
レンタル時に必要なもの
レンタカーを借りる際に必要不可欠なのは、日本の運転免許証と国際運転免許証の2つです。国際免許証とは、日本で運転免許を持っている人が、日本以外の国で運転することを認める証明書で、所持する免許証の翻訳代わりでもあります。なお、海外では国際免許証と呼ばれていますが、日本国内の正式名称は「国外運転免許証」といい、発行から1年間有効です。
日本で運転免許を取得している人なら誰でも申請でき、住民登録のある都道府県の運転免許センター、運転免許試験場、または指定警察署で申請が可能です。
レンタカー代金は現金かトラベラーズチェックで支払うにこともできますが、借りる際には支払い能力を示すため、デポジットとしてクレジットカードの提示を求められる場合があります。
予約時の注意事項
現地でレンタカー会社のカウンターに行き、レンタルすることも可能ですが、すべての車が出払っていたり、希望する車種やクラスが無かったりすることもあり得るので、旅立ち前に日本で予約することをおすすめします。現地で借りるより割安な料金プランが用意されている場合もあります。
予約する際には、レンタルを開始する日時と場所、返却日時と場所、希望の車種クラス、飛行機の便名が必要となります。また、チャイルドシートなどのリクエストも可能です。
予約が完了すると確認書が発行されるので、内容を確認し、旅行の際に持っていくのを忘れないよう注意しましょう。
車をレンタルした際に、最終的に支払う金額は、車のレンタル代である基本料金と任意保険料、税金、そして場合によっては、不足ガソリン代や乗り捨て料金を加算した額となります。基本料金は、1日(24時間)の料金×日数となるが、割安なウィークエンド料金が設定されていることもあるので、日本での予約時によく確認しましょう。