働き方改革や新型コロナウイルスの拡大によって、テレワークをはじめとした新しいワークスタイルが広がっています。その中でも、現在注目されているのが「ワーケーション」です。

ワーケーションという言葉の由来は、「ワーク（仕事）+バケーション（休暇）=ワーケーション」です。
つまり、観光地や帰省先など、自宅以外の休暇先で、リモートワークをする過ごし方のこと。

しかし、ワーケーションはまだまだ新しい考えで、企業でワーケーションを実現するにはさまざまな課題や検討事項があるため、企業での導入には慎重にならざるを得ないという担当者や経営者も多いです。

ワーケーションとリモートワークの違い

ワーケーションとリモートワークは同じように捉えられがちですが、

リモートワークは「会社以外の場所（自宅やカフェ、コワーキングスペースなど）で働くこと」に対して、ワーケーションは「休暇（旅行）を前提として、好きな場所で働くこと」です。

つまりリモートワークは仕事を行うことが目的なことに対して、ワーケーションはあくまで休暇が目的となります。

ワーケーションのメリット・デメリット

ワーケーションのメリットは次のようなことが挙げられます。

• 長期休暇を取得しやすくなる
• リフレッシュによりモチベーションが挙げられる
• 働き方改革に取り組んでいることをアピールできる

一方、デメリットは次のようなことが挙げられます。

• 導入・運用コストがかかる
• セキュリティ対策が必要になる
• 労働時間の管理が難しい

ワーケーションとは、旅行先や帰省先など自分の好きな場所で休暇と併せて仕事ができるという働き方です。現在、テレワークの普及が進み、ワーケーションはさまざまな自治体でも推進されています。

ワーケーションの導入により、従業員が家族との時間や趣味の時間を楽しむことで、従業員エンゲージメントや生産性の向上にもつながるかもしれません。新しい働き方として企業に導入してみてはいかがでしょうか。