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旅行の知識

海外旅行で必要なビザの取得方法

ビザとは、海外へ渡航する際に、渡航国への入国を許可するための事前査証のことで、各国大使館や領事館で発給されます。

海外へ渡航をする際に、ビザが必要かどうかを確認しておく必要があります。旅行の計画を優先にして、後回しにしてしまいがちなビザの手続きですが、出国前には必ず確認しておかないと入国に支障をきたすことになります。

出発直前になって慌てないように、準備は早めに済ませておくと安心です。

ビザの申請方法

日本国籍のパスポート保持者が海外へ渡航する場合、入国にビザが必要な国があります。具体的には、インド、カンボジア、ネパール、サウジアラビア、ヨルダン、エジプト、ロシアなどです。

渡航目的や滞在日数などにより、ビザ免除が適応されないケースを含め、ビザの申請は事前に渡航先国の大使館、総領事館にて申請手続きを行うことができ、国によってはオンラン申請もできます。

観光ビザを取得する場合、一般的には「大使館や領事館へ出向いての申請」または「e-VISA(電子ビザ)システムを利用してのオンライン申請」で行います。それぞれの申請方法について、詳しくご紹介します。

大使館や領事館で申請の場合

大使館や領事館へ出向いての申請は、パスポートへの押印や、担当窓口で確認をしたい方におすすめです。渡航先国の大使館または領事館のサイトより、ビザ申請ページへとアクセスし、事前に申請書を入手することもできます。

渡航先国の大使館または領事館にて、申請書、パスポート、証明写真の提出を行い、査証料金を支払います。証明写真のサイズや規格は、渡航先の国によって違います。また証明写真が必要ない場合もありますので、確認しておきましょう。ビザ発給後、ビザが押印されたパスポートを受領するため、再度大使館・領事館を訪れます。

<ビザ申請に必要なもの>
・申請書
・パスポート(原本)
・証明写真(渡航先の国によってサイズや規定が異なる。必要ない国もある)
・査証料金

e-VISA(電子ビザ)でのオンライン申請の場合

お住まいの地域に大使館や領事館がない場合は、e-VISAを利用しての申請が便利です。渡航先国の大使または領事館のサイトより、オンラインビザ申請ページへとアクセスし、必要事項を入力します。申請後に届くメールは、ビザ取得まで大切に保管しましょう。発給されたビザは、後日、登録のメールアドレスに届きますので、内容を確認し、保存・印刷をしておきます。

なお、オンライン決済にはクレジットカードが必要となります。クレジットカードをお持ちでない場合は、渡航先でも使え、海外旅行保険などが付帯された便利なクレジットカードを作成してみてもいいでしょう。

<ビザ申請に必要なもの(e-VISA:電子ビザ)>
・パスポートのコピー
・写真データ
・クレジットカード

ビザの申請にかかる日数

ビザの申請から発給までの必要日数は、申請受理の翌日から起算して5業務日となります。申請内容に問題がある場合や、慎重な審査が求められるケース、就労や長期滞在のビザなどに関しては、発給までに1~3ヵ月程度の日数がかかる場合もありますので、余裕を持って手続きを進めましょう。

e-VISA(電子ビザ)での申請の場合、数日でビザが発給されることもありますので、お急ぎの場合は利用を検討してみるのもいいでしょう。

ビザ取得時の注意点

取得したビザは、原則1回限り有効となります。また、ビザ発給後、すぐに入国をしない場合は、発給されたビザの有効期限にも注意しましょう。ビザの有効期限を過ぎての入国はできませんので、発給されたビザの有効期限内に入国審査を受けられるよう、渡航の準備を行いましょう。

電子渡航認証システムについて

観光など短期の入国ビザが免除されている国の中で、ビザ免除の代わりに「電子渡航認証システム」を採用しているのが、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリアです。

該当国へ渡航する際は、各国の電子渡航認証システムの公式サイトからオンライン申請することができます。パスポートの情報や渡航者の連絡先など必要項目を入力して、クレジットカードまたは電子決済サービスで申請料金を決済することで申請が完了となります。該当国への滞在がない場合でも、乗り継ぎに際して電子渡航認証システムが必要となる場合がありますので、事前に確認・申請を行ってください。

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